(´°ム°`)さんに買ってもらったのでさくさくと読みました。
この本の対象者は、ずばり「運用する人」!ぶっちゃけ「Gutenbergで記事を書きたい人」ではないかなと思います。
テーマの作り方とか、プラグインの作り方みたいなのは一切載っていませんので、いわゆるエンジニア系の方々はそういう構築系の本を買ったほうがいいのではと思います。(個人の感想です)
CSSはここから書けるよ、みたいな感じでコードが書いてあるところはありますが、WordPressを使って記事を書くための使い方やいれておくといいプラグイン的なものが大半なので、「制作会社にWordPressのサイトを作ってもらったけど使い方がわからない」という運用担当の方はもちろん、「依頼されて作ったけどドキュメント作るのは面倒時間がかかるな」という制作会社さんはドキュメント代わりにこの本を贈るとよいのではないでしょうか。
一から作ってみたいという人はCHAPETR2から進めよう
CHAPTER1はWordPressってどういうもの?という話や、オープンソースってなあに?という冒頭部分なので、さくさく〜っと軽く読んでいきましょう。
CHAPTER2はインストール手順の章です。サーバーの選定からインストール完了まで、たくさんのキャプチャでわかりやすく紹介されています。
書籍の章通りに手順をすすめていけば、まず導入でつまずくことはないと思います。
運用したいけどどうしたらいいのかわからない!という人はCHAPTER3とCHAPTER5を重点的に
サイトの構築はしないけど、WordPressサイトの運用をするという人は、まずCHAPTER3で管理画面でどういうことができるのかをチェックするといいでしょう。
どこで記事が投稿できるのか、画像管理は?といった管理画面の基本が載っています。
運用するにあたり重点的に見ておいた方がいい節は以下です。
- 01 お知らせなどが表示される「ダッシュボード」
- 02 コンテンツの投稿を管理する「投稿」
- 04 ページの管理を行う「固定ページ」
「メディア」は投稿画面で画像投稿ができますし、「コメント」は投稿型のサイトであればチェックしたほうがよいですが、私が請け負ったサイトで今までコメント機能が活躍していたことはないのであまり使われないのかな?と重点チェックリストから省きました。
プラグインやテーマは該当する担当者や外部の制作会社が面倒を見る部分かと思いますので、「へーこういうこともできるのねー」くらいでよいかと思います。(投稿の仕方覚える方が大事!)
CHAPTER3を確認したら、次はCHAPTER5です。
運用する上ですべての節を重点的に見る必要はないと思います。
投稿に関わるところは、
- 05 ブロックエディターの基本的な使い方
- 06 各ページ、コンテンツの作成
- 07 Google Mapの導入
でしょうか。07のGoogle Mapの導入は、Google Mapだけにかかわらず、HTMLの埋め込みが必要なときに使えるのでチェックしておくのがよさそうです。
CHAPTER5を一通り見ておくと急な修正も自分で対応できるようになるかもしれないので、投稿の仕方をばっちり覚えたらチェックしてみるのもおすすめです。
WordPressの情報収集ができる場も紹介されています
WordPressのコミュニティであるWordPress meetupやWordCampはもちろん、WP ZoomUPというオンライン勉強会、参考になるブログなどが掲載されています。
WordPressはバージョンアップで大きく変わったりする部分があるので(WP5.0で言うところのGutenbergなど)、ホットな情報を手に入れられる場所を知っておくことも大事です。
ジルもおすすめするWordPress運用のための一冊です
ジルも興味津々ですんすんしていましたWPネコ本。
コードを書かなくても作れるので、これからWordPressを始める方にはすごくいい本だと思います。